夏目漱石『坊ちゃん』 | 紫陽庵 casina d'ortensia
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Material : shepe

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2014.09.23 Tuesday - -
夏目漱石『坊ちゃん』

坊ちゃんが、松山の中学校に数学教師として赴任。

一月も立たないうちに辞めて東京の清のもとに戻ってくる。
ちゃんと読むのはこれも初めてだったのかもしれない。楽しめた。やはり文庫本を読むのは電車の中が進む。
田舎の狭い社会に耐えきれなくなるわけだけど、ある程度の人間関係ができあがっているところでは、偉い人にへつらって上手く立ち回る輩がいて、良い人がはめられるというのはありそう。それも村落共同体から、抜け出ていないということなのか。東京では、清もいなくなって、坊ちゃんは本当にこれからどうやってやっていけるんだろう。
親兄弟との縁の薄さも特徴的かも。時代的なものなのかな。

次は、『三四郎』が残っているな。
他のも読みたいけど、どうしよう。キンドルにはただであるけど、紙の本が欲しいような気もする。
柄谷の漱石論も読む予定なんだ。
2014.09.19 Friday 21:37 本-libri-books comments(0)
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2014.09.23 Tuesday - -
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