NAGASAKI(キリシタン編) | 紫陽庵 casina d'ortensia
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2014.09.23 Tuesday - -
NAGASAKI(キリシタン編)

長崎といえば、出島とカステラよね。やっぱり。

出島の復元テーマパークみたいなのができてましたが、ぱっとしませんでしたね。これから少しは充実するのかな。


 そもそもポルトガルと始めた通商ですが、後にポルトガル船の来航が禁止され、オランダのみに商業が許可されるようになります。出島も当初は、ポルトガル人の居住地でしたが、追放の後、オランダの商館が移転してきたそうです。
 その扱いは、ポルトガルがカトリック国で布教に熱心、オランダはプロテスタント国で商売のみで満足という違いのため・・・ということを最近知りました(^^;)。 

 最近は使わなくなってきているのでしょうけど、Dutch を使った英語のイディオムが幾つかありますね。あまりいい意味のものは見当たりません。

 どうも風車とチューリップで童話的な印象を抱きがちですが、港町として、交通の要所である御当地。したたかでないはずがないですよねー。


 それはそうとして、長崎では、幾つかキリシタン関係の場所も訪れました。
 駅から近いからという理由で訪れたのは、二十六聖人殉教地。ブロンズ像がたっています。キリシタン追放あるいは禁令は、出されたり引っ込められたりを何度か繰り返していまが、これは、秀吉による禁止令のために、外国人宣教師6人と日本人信者20人が磔になったところだそうな(1597)。ちなみにこの人たちは、ローマ教皇により聖人に列せられています(1862)。カトリックの巡礼地でもあるそうな。
 何の気なしに行ったのですが、併設の資料館は結構見応えがありました。15ー17世紀のドイツ製の像やら、修道院で使われてたという書物なども(なぜ、ドイツ製なのかというのは、ちょっとすっきりしませんでした。誰か知ってたら教えてください)。ホタテがマークの聖ヤコブの像もありました。

 先日フランスに行った時に、サンチャゴ・デ・コンポステッラと呼ばれる、聖ヤコブに縁の巡礼路上に位置する町コンクConques に滞在したのです。その町に、そこかしこにホタテのマークがかかっていたのを思い出しました。

 ブロンズ像というかレリーフは、東南の方角を向いています。その聖人像の視線の向かう先に位置するように建てられたのが、大浦天主堂。
 もともと二十六聖人に捧げるために建立されたんだそうです(1864)。でも、この天主堂は、250年近く潜んでいた浦上の隠れキリシタンが、宣教師に信仰告白をしたことで有名(1865)。日本カトリック協会発足に結びつく。ただ、まだキリシタン禁令下だったので、浦上信徒たち自身は弾圧を受けて散り散りに。
 こぢんまりしてますが、尖塔型アーチは確かにゴシック様式。素朴なステンドグラスも素敵。

 大浦天主堂から、グラバー園に向かう際に通るキリシタン関連の資料館もわるくない。ドロ版画の地獄絵が迫力あり。のけぞるよ。
 マリアやキリストの絵などは、定期的に新しくするものだそうで(お洗濯というらしい)、その度ごとに土着化が進む。わっふうな装い、面立ちになっているのがなかなか楽しい。

 長崎に行くまで混同していましたが(汗)、長崎駅を少し北上したところにある浦上天主堂は、全然別物。被爆のマリア像を拝してきました。

 あとは、サント・ドミンゴ教会跡資料館なるものに行きました。ここは、教会が建てられた後、すぐに禁令により取り壊され、その上に代官屋敷がたったという場所。近年発掘されたらしい。土台部分が保存されている他、新旧の出土品が展示されている。短期間の移り変わりが、複層になっていておもしろい。無料。
 
 すぐそばの長崎歴史文化博物館は、最近できたらしい。大きくて疲れそうなので、やり過ごしました・・・。

2006.07.06 Thursday 11:44 旅行-viaggi-travels comments(0)
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2014.09.23 Tuesday - -
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